また北野映画を借りちまいました。
2001年公開の日英合作映画です。
なんかTSUTAYAにDVDレンタルに行くと、一作は北野武の映画を入れたくなっちゃうんですよね。。。
まあ本作も相変わらずの良さがありますね。
じっとりと静かで、パンパン拳銃が打たれて、ふっといい風景描写が差し込まれるって感じ。
本作でたけし演ずるヤクザがガタイのいい黒人をばんばん倒していくのは、普通にエンタメ的な、というかもはや少年漫画的とすら言える爽快感もあります。
初対面のときに主人公からガラス瓶で目を突かれ、のちに舎弟となった黒人との朗らかな会話などよかったです。
その黒人舎弟が「ANIKI」と呼んでいるのもなんか面白いです。
作中で登場人物たちはサイコロ遊びをしたりバスケットをするのですが、殺伐とした中で子供っぽい遊戯に興じているっているのも、北野映画の共通点ですね。
基本的に今までみた同監督の作品とノリが同系統なので、新しい感想があんまないです。笑