帰省して実家にいる最中は、死が迫ってくるような不思議な感覚をふと覚えます。
さて、2010年公開の、いわゆるエログロって言われるタイプのやつです。
女性の濡れ場がエロいです。
神楽坂恵、黒沢あすか両氏のなんとも言えないエロ人妻っぽい顔つき、そしてたわわな巨乳が、ほとんど完成されたエロスを画面上に展開します。
作品としては荒さが相当目立っていたと思います。
ここでいう荒さというのは、「そういう世界観」という言い訳では片付けられないような不要ないびつさのことです。
具体的には終盤の時刻の表示やラストシーンなどです。
しかし、本作は「よい感覚」を多く提示していたので、参考になりました。
熱帯魚店という舞台もいいですし、母親が冷凍食品しか料理しないという設定も最後に絶妙に利いていた気がします。
奇抜な世界観の作品は、やはり学ぶところが多いです。
短いですが以上です。