文学の凝縮、アイドルの拡散

64.トーマス・ヤーン『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』〜死ななきゃ何やってもええやん

 

 1997年公開のドイツ映画です。

 余命の短いふたりが病院を脱走して好き勝手やりたい放題します。

 

 基本的にコメディタッチですが、ふたりに死が迫っているという設定が、話に立体感を与えているように思います。

 全編を通して、人間死ななきゃ何やってもええやんっていうメッセージが伝わってきます。

 

 短いけれど以上。