文学の凝縮、アイドルの拡散

2018-12-14から1日間の記事一覧

63.穂村弘『短歌の友人』〜高級だけどわかりやすい短歌の批評本

伊藤整文学賞を受賞したしっかりした批評本なのにわかりやすいです。 近代以降の短歌の変遷、そもそも短歌とは何か、プロの歌人はどのように短歌を鑑賞するのかといったことについて、たぶんかなり高級なことがわりと平易な言葉で分析されています。 本書の…

62.北野武『アキレスと亀』〜芸術を追うこと

修士論文の提出期限まで約1か月となりました。 最近は4、5時間くらい研究室にいて、帰宅してから映画をみたり本を読んだりという生活をおくっています。 あと、ひとつきほど前から、3日に1回くらいのペースで7kmくらい荒川沿いのコースをランニングしてい…