文学の凝縮、アイドルの拡散

2019-05-22から1日間の記事一覧

91.大江健三郎『死者の奢り』

大江が22か23歳くらいで書いた70枚程度の小説。 本作『死者の奢り』と『他人の足』が当時の芥川賞候補、その次の回で『飼育』と『鳩』が芥川賞候補。で、『飼育』が受賞。 大江の作風であるが、「僕の体の深みに、統制できない、ぐいぐい頭を持ちあげてくる…